サイクルポートを購入する前に知っておきたい4つのポイント

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通学や通勤、近所への買い物や小さい子供の送り迎えの際にあると便利な自転車は、老若男女を問わず日常的に利用している人も多いことでしょう。今回はそんな生活必需品の自転車を守るサイクルポートについてご紹介していきます。

 

サイクルポートとは

乗用車にカーポートという屋根の商品があるように、自転車にもサイクルポートという風雨から守ってくれる商品があります。サイズは公営の駐輪場のように大きくはなく、一般的には間口が約2m、奥行きは約2~3mほどのサイズがよく選ばれています。

 

敷地内に停める自転車が1台のみであれば、駐車場の端に停めてカーポートによって雨から守るのも1つの案だと思いますが、それだとなかなか出入りがしづらいですね。家族が増えたり自転車をサイズアップさせる際も、対応は容易ではないかもしれません。

ですので、敷地のスペースに余裕がある場合はサイクルポートの設置をお勧めします。

 

サイクルポートのメリット

サイクルポートを設置することで様々なメリットがあります。サイクルポートを取り付けることで、様々な悪影響や被害から大切な自転車を守ることができ、ひいては自転車のコストパフォーマンスを最大限に引き上げることが出来るでしょう。

 

サビや汚れを防ぎ、劣化を軽減することが出来る

雨ざらしによって生じるサビ、黄砂や雨粒に含まれるゴミの付着による汚れ、直射日光による樹脂部分やゴム部品の劣化・・・これらが複合的に自転車に負担をかけて、自転車の寿命を早めることがあります。これらの諸問題もサイクルポートを設置するだけで一気に解決できます。夏の暑い日差しをカットするために、屋根材は熱線を吸収するポリカーボネートタイプを選びましょう。

 

鳥の糞などの飛来物から自転車を守る

鳥の糞は酸性で金属に対して浸食するので、自転車にとっては大問題です。お気に入りの自転車も鳥の糞が付着したまま放置していたことにより、いびつなシミが出来てしまう可能性もあるのです。鳥の糞や黄砂など、自転車の汚れの直接的な原因となるものはサイクルポートで一律カットしましょう。鳥が止りそうな高木や電線がサイクルスペースの近くにある場合は、サイクルポートのメリットは絶大です。

 

サイクルポートで防犯対策

オプションとして販売されている輪止めを取り付ければ、チェーンなどで自転車やバイクをサイクルポートとつなぎとめることが出来ます。自転車は車と違い、タイヤ部分の標準的な鍵を施錠しただけでは簡単に敷地から持ち運ばれてしまう危険性がありますので、この1点を追加するだけで防犯性は飛躍的に向上します。

 

サイクルポートの正しい選び方の基準

サイクルポートの選び方は、使っている自転車のサイズや台数によって変わります。また、現在の状態で選ぶより数年後の自転車の台数や大きさを見越してベストなものを選びましょう。

 

駐輪する自転車の台数を把握

現時点では1台でも、家族が増えたり、通学や通勤で自転車を購入することになり、台数が増えることがあります。必要最低限のスペース用のサイクルポートではなく、少し大きめのサイズを選んでおくと、後で使い方に困ることはないでしょう。

 

自転車の全幅を確認

生活状況の変化とともに自転車の大きさが変わったり、台数が増えて自転車の出し入れが困難になることも考えられます。

後方確認用のミラーがハンドルについている場合など、オプションも含めた全幅を計測して下さい。後々困ることのないように、幅・奥行きともに大きめのゆったりしたサイズのサイクルポートを選びましょう。

 

自転車の全長を計測

自転車や全長を測り、サイクルポートの奥行きを把握しましょう。使う自転車が複数ある場合は、一番大きな自転車を基準にサイクルポートを選ぶとより確実に雨濡れを軽減できます。

 

駐輪する場所の面積の確認

自転車の台数やサイズを計測した上で、サイクルポートの設置する予定の空間の広さを確認しましょう。敷地の形状によっては、敷地からはみ出さないように屋根を一部切り詰める必要性が出てくることがあります。

 

柱の位置の確認

実際の施工の前に、自転車が出入りする際に干渉しないようにサイクルポートの柱の希望位置を決めましょう。ただし、ガス管や水道管が埋設されてたり地盤がゆるい場合、希望通りの設置ができないこともありますので注意が必要です。

 

周囲に干渉物がないか確認

家のひさしなど建物の一部やお庭の樹木、その他エクステリアの構造物などの干渉について予め確認しておきましょう。干渉する可能性がある時は、前もって干渉物を取り除くか、サイクルポートの施工の際に屋根を切り詰めるなどして対応しましょう。

 

サイクルポートの高さの確認

サイクルポートの屋根高を高く設定し過ぎると、雨の時に自転車が濡れてしまう恐れがあります。人の出入りに問題無いレベルの高さと幅員を確保するためにも、雨天を想定してのサイズ選びを心がけましょう。

 

あると嬉しいサイクルポートのオプション

最新のサイクルポートは、単なる屋根のみでなく様々なオプションがプラスできます。オプションによって生活状況が向上することもありますので、設置の際はどのようなオプションがあるのか一通り把握しましょう。

 

サイドパネル

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強風が横から吹き込むと自転車が転倒し、本体に傷が付いたりすることがあります。また、駐輪している自転車が丸見えで、効果な自転車が綺麗に維持されていると目をつけられて盗まれてしまう可能性も出てきます。

そのような心配がある場合は、サイドパネルを取り付けることで外部からの雨や視線をカット出来るでしょう。サイド部分を覆うタイプ以外にも、出入り口以外の3面をすっぽりと囲うタイプもありますので、好みによってサイクルポートの姿を自由に変えることが出来ます。

 

サポート柱

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片流れタイプのサイクルポートには雪や台風対策のため、専用のサポート柱があります。吹き上がる強風や重量のある豪雪に耐えるために、本来の柱とは別に柱を取り付けることで、より強固な屋根になります。普段は縮めて柱に取り付けておけば邪魔にならず、必要に感じたときにすぐに取り付けることが可能です。

 

輪止め

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輪止めとは低い位置に取り付けるバーのことです。自転車を止める際、適切な駐輪位置から前に出過ぎて前面の花壇やフェンスに自転車のタイヤをぶつけて汚さないよう、輪止めがしっかりと自転車を止めてくれるのです。

また、輪止めと自転車をチェーン型のカギでつなげば盗難の防止になります。立地上盗難に不安がある方は安心して駐輪することが出来るでしょう。

 

収納式物干し

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自転車を止めていない時、サイクルポートは洗濯物を干す屋根として使えますね。いちいち物干し台を用意せずとも、オプションの物干しを取り付けておけば、簡単に洗濯物を干すことが出来ます。

 

まとめ

サイクルポートはカーポートに比べて優先度としては劣りますが、せっかく買った自転車を長く保たせるという点では非常に便利なアイテムです。今は自転車を持っていなくても、家族が増えたり生活環境が変われば必要になることもあるでしょう。お庭の使い方を意識してエクステリア計画を進める上では決して無視できないアイテムですので、思い切って取り入れてみるのもいいかもしれませんね。